ネット社会の躍進により、システムエンジニアやプログラマーに寄せられる期待は、ますます大きくなってきました。もはや、日本に存在する多くの業種業態において、ネットを活用する時代になっています。
小学校の教育現場においても、ネット環境を導入する動きも活発化するなど、ICT活用の流れが加速化を見せています。次世代を担う人材に向けても、その重要性が注目されていると言えるでしょう。
そんなシステムエンジニアやプログラマーですが、そのデメリットについての議論も巻き起こっています。具体的な内容としては、技術者として成功をどこに見いだしたらいいのかがわかりにくいなどといった点をあげる方もいます。確かに一般的な営業職とは異なり、成果が数字として表現出来ない部分がある事も事実と言えるでしょう。IT関連企業や情報通信事業者などでは、採用面接を行う際には、その評価のあり方などについて、詳細に聞いてくる方が増している傾向にあるという話もあるようです。自らのスキルや技術、ノウハウに自信を持つ技術者が多いという事も、現代社会の特徴と言えるのかもしれません。
また、エンジニアやプログラマーの残業時間の多さを指摘する声も大きくなってきました。ライフワークバランスやプレミアムフライデーなどの取り組みも無視する事は出来ないだけに、限られた時間内に成果を上げる事が求められているのです。この時短の流れは、ますます続く事が予想されるだけに苦悩は続く事になるかもしれません。重要なのは、いかに効率を上げていくかになるでしょう。